月経痛や月経不順など女性特有の婦人科系の不調改善や、美容効果も期待できると話題のよもぎ蒸し。よもぎ蒸しは、600年以上もの歴史がある韓国の伝統的な民間療法で子宮内に残った胎盤や血液の排出を促し、産後の肥立ちを良くするために元々は行われていました。究極の膣ケアとも言われているよもぎ蒸し。現在でも産後ケアとしても人気がありますが、妊娠の大敵である冷えを防ぐ効果があることから、近年では妊活に取り入れる女性が増えてきています。
増えている不妊症
妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものを「不妊」いいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。また、不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、近年では妊娠を考える年齢が上昇していることもあり、この割合はもっと高いとも言われています。不妊の原因は、男性側、女性側、両方にある場合がありますが、何も原因がないというケースもあります。
よもぎ蒸しと妊活の関係
当店にも妊活目的でご来店されるお客様が増えています。よもぎ蒸しをしたから必ず妊娠するということではありませんが、妊娠しやすい体作りをサポートしてくれるのに有効です。からだを温めることが様々なお悩みの改善につながり、妊活力を高めていきます。
専門家の方々も妊活や不妊治療目的のひとつとしても薦めているよもぎ蒸し!なぜそんなにも妊活にはよもぎ蒸しがいいと言われているのでしょうか?
冷えた子宮は妊娠しにくい
◇お腹周りや体の末端が冷たかったり低体温であったりと女性の体は冷えやすいと言われています。特に子宮は毛細血管しか通っていないのでとても冷えやすい臓器なのです。血の流れが滞ると新鮮な血液や酸素が行き渡らずに、子宮や卵巣機能が低下してしまい受精卵が着床しにくくなります。
◇からだを冷やす原因のひとつにストレスも影響しています。妊活中は色々なことに敏感になり些細なことでもストレスを感じやすくなりますよね。いつもよりも落ち込んでしまうことが増えたり、ネガティブな考え方をしてしまったり…。気分の浮き沈みは妊活期間には当たり前に起こります。排卵を促すホルモンはストレスに弱く、ストレスを感じると交感神経が優位になり、排卵機能が低下したり生理周期が乱れたりとホルモンバランスが崩れやすくなります。
よもぎ蒸しで妊娠しやすい体へ
妊娠しやすい体温は平熱より少し高めが理想と言われています。まずは 内蔵の冷えを改善し、血の巡りが良いカラダを作ることが大切です。
◇よもぎ蒸しは膣粘膜に蒸気を直接あてていくので体の内側からしっかりと温めることが叶います。内蔵温度や基礎代謝があがることで女性ホルモンをコントロールしやすい状態になります。陰部の経皮吸収率は腕の内側の 42倍ととても高く、よもぎの薬効成分の吸収効果も期待できます。
◇体が温まり血流が良くなることで子宮や卵巣の老廃物が排出されやすくなります。酸素をたくさん含んだ新鮮な血液が巡り、受精卵が着床しやすい状態に導かれていきます。
◇よもぎの香りに含まれるシネオールには、イライラした精神状態を落ち着かせる効果が期待できるので、リラックス感が高まることで副交感神経が優位になり質の良い睡眠にもつながります。
妊活でのよもぎ蒸しのタイミング
Q.妊活をされているお客様から一番多い質問は、よもぎ蒸しはいつするのがいいのか?
A.よもぎ蒸しは行えば行うほど体質改善に変化を感じることができます。ですが行える回数やタイミングは皆さんそれぞれ異なります。妊活目的のお客様は生理が終わった直後に1回、排卵前に1~2回がおすすめです。排卵前の低温期に下腹部を温め、黄体ホルモンの分泌を促すことで、子宮内膜を厚くし妊娠しやすい状態へと導きます。ですが、頻度よりもよもぎ蒸しを定期的に続けることが重要です。血液循環や身体の機能は少しずつ改善されていくので続けることを意識しましょう!当店では妊活目的のお客様にはよもぎ蒸しをするタイミングについてを個別で毎回やり取りをしながら計画をしていきます。いつでも気軽にご相談ください。
心のケアも大切
当店のよもぎ蒸しは半個室になっているプライベート空間で行います。他のお客様と会わずにあなただけの時間を過ごしていただけます。ストレスが溜まりやすい日常から少しでも解放されリラックスできる時間。妊活期間にはとても大切なひとときでもあります。ついつい自分の心のケアを後回しにしてしまいがちですが、「あたためる」だけではなく「心のケア」もよもぎ蒸しで一緒にしていきましょう。
現在は妊娠を考えていない方も、近い将来は産みたいなと思ってる方も、膣ケアや子宮力を高められるよもぎ蒸しは全ての妊娠準備をされる女性におすすめです。